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【ネタバレ】 モアナと伝説の海 ストーリー 感想 レビュー [映画]

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今回は[モアナと伝説の海]です。

キャラクターに魅力をあまり感じなかった私は、特に見たいと思っていませんでした。

子供がテレビで[アナと雪の女王]が放映された時、宣伝を見たようで、見たいというので行くことになりました。

しかし、見てみると、全体的に面白く、子供にもわかりやすいような笑いのポイントもあり良かったです。

では、ネタバレを含むストーリーです。

ストーリー


主人公モアナのお婆ちゃんが、村の子供たちに島の伝説を語っている所から始まります。

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伝説の内容は、

初めは海しかなかった。
そこに、母なる女神テ・フィティの島ができ、世界は生命で満たされた。

ある時、テ・フィティの力を自分の力にできると思い、心の石を欲しがるものが現れ始めた。

その中の一人、人であり風と海の神マウイ

神の釣り針を使い、自在に姿を変えらる力がある。
テ・フィティの島から、心の石を盗んだ。

心を失った彼女の島は崩れ、闇が生まれ始め、マウイに襲い掛かる。
鷹に姿を変え、逃げるマウイ。

大地と炎の悪魔テ・カァが立ちふさがる。

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テ・カァの攻撃で海に叩き落されたマウイは、[釣り針]と心の石を落してしまい、海深く沈んでいった。
それから1000年、マウイを見たものはおらず、島々へと闇が広がり続けて、その内に、この島も襲われる。

いつか、テ・フィティの心を探し、マウイを見つけ返し、みんなを救う者が現れる。

という内容の伝説です。

モアナのお父さんが来て、
「ここは安全だ。サンゴ礁を出て外海に出てはならない」
と言い、お婆さんの話を終わらせます。

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モアナが一人、浜辺に行くと、小さなカメが鳥に突っつかれそうになっているのを助け、海に返します。
浦島太郎の話が頭をよぎります。

すると、浜辺にくる波がモアナのいる部分をよけるように打ち寄せます。
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そこに、きれいな貝殻を見つけ、海の部分に入っていきます。
モアナが進むと、やはり海がよけるように開いていきます。
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まるでモアナを誘っているかのように、また貝殻があり、その先に綺麗な緑色の石があり拾います。
緑色の石は、テ・フィティの心の石です。

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海が変化し、モアナの頭をやさしくなでたりします。

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そこへ、お父さんがやってきて、危ないからと、モアナを担ぎ連れ帰ります。
その際、モアナは、テ・フィティの心を波打ち際に落としてしまします。

モアナのお父さんは村長(むらおさ)です。
父親はモアナに、村長を継ぐときは、この島の一番高い山の頂上に石を一枚積み上げるしきたりを教えます。
村長が変わるたびに、この島が一段ずつ高くなるという事のようです。

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時がたち、モアナは成長し、村人からも信頼されているようです。

モアナは、ブタの[プア]鶏の[ヘイヘイ]をペットとして飼っています。

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このヘイヘイ、石ころをくちばしで突っついてみたりするので、村人から「まったく知性が感じられない」と言われています。
この前ふりは、ヘイヘイが後で重要なキーになるのでしょうか?

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村人から、ココナッツなど収穫した作物が腐っていると相談され、耕す場所を変えるよう指示します。

島のどの場所からも魚が取れなくなっている相談をされた時は、サンゴ礁を出て漁をしようという提案をします。

村長である、お父さんは
「誰もサンゴ礁を超えてはならない」
「あるのは危険だけだ」
「自分が外海に出たいからって、みんなを危険にさらすな!」
とモアナに強く言います。

お母さんはモアナに、
「お父さんも若い頃に友人と、サンゴ礁を超えたが、嵐に会い船が壊れ助かったのは、お父さんだけだった」
「できると思っていても、やるべきではない事もある」
とたしなめます。

しかし、モアナはプアと、船で外海に出かけてます。

ここで、主題歌「どこまでも How Far I’ll Go 」が流れます。

♪空と海が出会うところは、どれほど遠いの
♪追い風をうけこぎだせば、きっとわかるの
♪どこまで遠く行けるのかな

今まで、外海に出ることを止められ、抑圧されてきた思いが一気に解放された感じの歌詞で、とても良いです。
映画[アナと雪の女王]でエルサが、抑圧された思いを解放し、雪山で自由になった時 「♪これでいいの、自分を好きになって」と歌っていた姿が重なります。

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しかし、サンゴ礁を出ると波は荒れ、嵐のようになり、ペットのプアが海に落ち、モアナも海に飛び込みプアを助け、一気に岸まで流されます。
ここから、冒険の話になると思っていた私にとって、予想外の展開です。

流され、たどり着いた岸には、モアナのお婆ちゃんがいます。

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バツの悪そうなモアナを見て、
「ブタのせいにするといい」
と言い、外海の恐ろしさを知ったモアナは、
「お父さんの言うとおりだった。私も山に石を積むことにするわ」
と、村長を継ぐ意味の事を言います。

お婆ちゃん 「わかった、石をつんでくるといい」
モアナ   「どうして止めないの?」
お婆ちゃん 「お前は、そうしたいんだろ?」
モアナ   「ええそうよ」

モアナは本心ではないようですが、少し意地を張って返事をしているようです。
お婆ちゃんは、少し海に入り、ゆったりとしたフラダンスのような踊りを踊っています。
エイが何匹か、お婆ちゃんを囲むように、ゆったりと泳いでいます。

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お婆ちゃん 「私が死んだらエイになって戻ってくるよ
モアナ   「何か言いたい事があるんでしょ?」
お婆ちゃん 「何か聞きたい事があるのかい?」

と、質問を質問で返します。
お婆ちゃんはモアナの心の内が見えているようです。

お婆ちゃんは、モアナを葉っぱなどで覆われた洞窟へ案内し

お婆ちゃん 「伝説はすべて聞かせた、ある一つを除いて」
モアナ   「中に何があるの?」
お婆ちゃん 「何をやるべきなのか、お前がずっと悩んでいた答えさ」

中に入った、モアナが見たものは大きな空間に、大きな船が何隻もある光景でした。
船の出入り口は、滝で中が分からにようになっています。
サンダーバードの秘密基地のようです。

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ひときわ大きな船にモアナが乗り、お婆ちゃんの「太鼓を鳴らせ」との声に太鼓を叩くと、先祖が海を渡り、島々を渡り歩いた光景が浮かび上がり、先祖は海から来た事を知るのです。

洞窟を出たモアナは、お婆ちゃんにどういう事か尋ねます。

1000年前、祖先は島から島へ旅をしていた。
マウイがテ・フィティの心を奪ってから、海は荒れ、村長は外海に出るのを禁じた。
しかし、広がる闇は、次々と島へ広がり生命を吸い取っている。
モアナが、小さい頃、海に選ばれたのを私は見た。

と言い、あの日モアナが拾って落とした、テ・フィティの心をモアナに渡します。

聞き終えたモアナは、父親の所へ行き
「洞窟に船があるのを見た。マウイを使い、この村を救える」
と言いますが、父親は険しい顔つきになり、
「早いうちに燃やしとくべきだった」
と、たいまつを持って立ち上がります。
テ・フィティの心を父親に見せますが、払いのけられます。

この最中に、お婆ちゃんが倒れたと知らせが入り、2人は駆けつけます。
寝かされている、お婆ちゃんにモアナが寄り添うと、お婆ちゃんは

「行くんだ。マウイを見つけ、耳を引っ張り、[私はモトゥヌイのモアナ。私の船に乗りテ・フィティの心を返しに行くの] と言うんだ」

と言い、モアナは、夜の海に船に乗り出発します。

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サンゴ礁を超えた所で、お婆ちゃんの家を見ると明かりが消えます
お婆ちゃんが亡くなった事を示しているのでしょうか?

海が荒れ始めますが、明かりの消えた、お婆ちゃんの家から大きな光るエイが海を泳ぎモアナの船を下を通り、行く先を案内するように先導します。

次の朝、船を順調に動かしていますが、ペットのヘイヘイが船の荷物入れのような所に入っているのに気づきます。

ヘイヘイ、知性が足りないのか船の上を歩かせると、そのまま海に落ちます。
船に乗っていたという事は、やはり重要なキーになってくるという事でしょうか?

海も手伝って航海は順調です。

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しかし、海が荒れ始め、船がひっくり返りモアナは気を失います。

気を失ったモアナが流された先は、マウイがいる石の島でした。

流されてきた船を見つけたマウイは、
「やったー!船だ!ワォー!」
とか言って喜んでいます。

なんか、想像してたのと違って、軽い性格です。
映画[アラジン]に出てきた、ジーニーのような感じです。

なぜか、マウイの体の刺青の人物が動いたりします。

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説明なく、刺青が動き、マウイと会話しているさまは、マウイの事を、イッちゃてるおじさんと思ってしまいました。(;^-^)
後でわかる事ですが、刺青は入れたわけではなく、勝手に現れ、動き出したそうです。

マウイは、モアナを洞窟に閉じ込め、船に乗り出発します。
モアナは、追いかけますが、あと一歩の所で、逃がしてしまいます。

モアナとマウイの乗った船は、結構な距離を離れてしまいますが、突然モアナの下の海が隆起し、モアナをマウイの乗った船まで運んでくれます。
海が隆起する感じは、映画[崖の上のポニョ]にで表現されていたような感じです。

マウイもモアナを何度か海に放り投げますが、すぐに戻ってきます。 (^_^)
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モアナは、マウイの耳を引っ張り「テ・フィティの心を返しに行く」と言いますが、マウイは乗り気ではありません

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そうこうしているうちに、どこからともなく矢が飛んできます。

カカモラという海賊のようです。

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この海賊、ココナッツで出来たモンスターのようなものですが、メイクなどはインディアン調というか、映画[マッドマックス]のようです。
[バイオハザード・ザ・ファイナル]でもそうでしたが、マッドマックス調になるのは最近の流行りでしょうか。 (^_^)

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ココナッツ版イモータンジョーが命令すると、手下が次々とモアナの船に飛び移ってきます。
テ・フィティの心を取られたりもしましたが、何とか奪い返し逃げようとします。

モアラの船の行先を、カカモラ達は3隻の船で挟もうとしますが、マウイは、うまいことすり抜けかわします。

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カカモラ達の船は、自分たちの船同士でぶつかり自走不能のようです。

逃げ切った二人は、[釣り針]を探してから、テ・フィティの心を返すことに決まります。

マウイは、モアナに操船の仕方、星と使った測り方、海水を手で触り、冷たい水が暖かくなってきているかなど教えます。

海水が暖かくなってきているかモアナが触っているとき、マウイはおしっこをします。
知らずに海水を触っていたモアナは、「暖かくなってきた」と言いますが、おしっこと気づき、「頭おかしいんじゃぁないの!」とか言っています。(^_^)

タマトアという魔物が[釣り針]を持っているらしく、そこへ向かいます。
魔物のいる世界への入り口の島へ上陸し、魔界へマウイとモアナは突入します。

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たどり着いた先に、金銀財宝の山があり、その頂上に[釣り針]があります。

マウイに、注意を引きつけろと、モアナは貴金属を身にまとい騒ぎます。
金銀財宝の山と思っていたのは、タマトアというカニの背中で、動き始めます。

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さらに注意を引くため、モアナはタマトアをおだてて話をします。
気をよくした、タマトアは「歌にして教えてやると」いろいろ歌い始めます。
映画[リトルマーメイド]にでてきた、セバスチャンのような感じの奴です。

うまく[釣り針]を取り戻し、タマトアをひっくり返し2人は逃げます。
ひっくり返り、逃げていく2人を見てタマトアは
「俺の歌どうだった?」
とか言っています。
こいつはギャグ要員でした。 (^_^)

[釣り針]を取り戻した2人は浜辺にたどり着きます。

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しかし、どういうわけか姿をうまく変えることができないようです。
落ち込みまくるマウイに、モアナは色々話しかけます。

マウイの刺青の一つ、女の人が子供を海に放っている絵について聞きます。
「もともと俺は神ではなかった。」
「生まれた時、母親に海に捨てられた」
「神々がそれを見つけ助け、[釣り針]をくれた」
「それから人間の為、ココナッツや、木や、欲しがるものは何でも与えた」

それを聞いたモアナは
「だから心を盗ったのね」
と言います。

どういう事でしょうか?
心も人間に与えようとしたという事でしょうか?
それでは、今の人間が心がないという事になってしまいますが、そのようには感じません。
意味が分からない部分です。

マウイは、話すことによって悩みが吹っ切れたのか、姿もうまく変えることができるようになります。
海に捨てられたのは子供の時であって、それ以降うまく変身できていたのに、いまさらトラウマで変身できないのは、理解しがたいです。

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テ・フィティの心を返す場所へ船を進めます。
信頼し始めたマウイは、より一層、操船の仕方、星を使った場所や方角の見方など丁寧に教え始めます。

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船はテ・フィティの近くまで来ています。
しかし、テ・カァがいる島が立ちふさがっています。

マウイはテ・カァに突撃し戦い注意を引き、その隙にモアナは突破する作戦のようです。

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しかし、マウイは何度も叩き落され、あきらめそうになり、船へ戻ってきますが、モアナは島と島の間をすり抜けようと操船し始めます。
マウイは「無理だ」と止め、操船をするロープの取り合いになりますが、船がひっくり返りモアナは気を失います。

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気が付いたモアナは、船の上で寝かされています。
船の先頭に、ふさぎ込むように座り込むマウイ
モアナが声をかけると、[釣り針]にヒビが入ったから、もう無理だと言い始めます。

1000年間も[釣り針]なくして過ごしてきたのに、ヒビが入ったぐらいで落ち込みすぎな気もします。

「お前が海に選ばれたと信じたせいでこうなった」
とマウイは言い、鷹に変身し飛んで行ってしまいます。
人間に当たり散らす、神マウイです。( ̄▽ ̄)

一人になったモアナは
「なぜ私を選んだの」
と泣きます。
海が隆起し、モアナが差し出したテ・フィティの心を受取り、海に帰っていきます。

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泣いているモアナに光るエイが泳いできて、船の上にお婆ちゃんになって現れます。

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モアナ   「私は、がんばったのよ」
お婆ちゃん 「帰るなら、一緒に帰るよ。どうしたいんだい?

そう言うと、お婆ちゃんは歌い始めます。
それに呼応するかのように、モアナも「どこまでも How Far I’ll Go 」を歌い始め、周りには祖先が旅した光景が浮かびます。

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テ・フィティの心を拾い、返しに行く決心をします。

お婆ちゃん、あきらめそうな事を言っているモアナは、本心ではないと見抜き、自分から「やる」と言わせるのがうまいです。

一人でテ・カァを島の反対側に誘導し、その隙に通り抜けれそうだった島と島の間を抜けようという作戦です。
島と島の間のすり抜けは、カカモラ戦でマウイが操船したのをマネているようです。

うまく通り抜けましたが、テ・カァの攻撃が当たりそうになったとき、マウイが来て攻撃をかわしてくれます。
めっちゃ落ち込んでいたマウイ、立ち直るの早すぎだろ!

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テ・カァをマウイが引きつけているうちに、モアナはテ・フィティの島にたどり着きます。
マウイは、テ・カァの攻撃により[釣り針]が折れてしまいます。

「心を渦の所にはめろ!」
とマウイが言いますが、モアナが見てみると、渦のあったと思われる場所は、海になっており見当たりません。
テ・カァの胸の所を見ると、渦が見えます。

テ・カァは、 心をなくしたテ・フィティという事のようです。

モアナは、テ・カァに近づく為、テ・フィティの心に
「道を作って」
と願います。

海が割れ、テ・カァの所まで道が出来ます。
映画[十戒]で海が割れ、モーゼが歩くシーンのようです。
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テ・カァが近寄り、自分の方へ顔を近ずけたときに、
「本当のあなたになって」
と言い、テ・カァのに心の石をあて、返します。

えっ! 胸の渦とちゃんうんかい!! (゚∇゚ ;)エェー!?

訂正 胸の渦に心の石を、はめ込みます。


心の石が戻ったテ・カァの体は、草やコケに覆われ始め、テ・フィティになっていきます。

テ・フィティに戻った顔は、モアナによく似ています。

荒れ果てた島も草がはえ生命で満たされていきます。

映画[もののけ姫]で、頭を[でいだらぼっち]に返した時のシーンのような感じです。

マウイは、心を盗った事をテ・フィティに謝ると許してくれたのか、新しい[釣り針]をくれます。
童話[金のオノ・銀のオノ]話のような感じになるのかと思いましたが、普通にくれました。(^_^)

テ・フィティが横になり眠ると、テ・フィティ自身が山になり島になります。

モアナ 「海を渡る達人がいると助かるのよ。いっしょにこない?」
マウイ 「もういるじゃないか」
とやさしく言い、マウイは鷹になって飛んでいきます。

故郷の村へ帰ったモアナは、お父さんに
「サンゴ礁を少しだけ超えちゃった。」
と言い、お父さんは
「好きにすればいい。」
と言ってくれます。
お父さんは、モアナの事を認めてくれたようです。

浜辺にモアナが行くと、少し海が割れ、そこには子供時に見た、きれいな貝殻が一つあり拾います。

村長となったモアナは、船を率いて、島々を旅しています

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村の村長になった時に積む石の場所には、拾った貝殻が積まれている光景が流れたところでENDです。

貝が風で飛びそうとか、モアナの次に村長になる人は、貝の上に積むの苦労しそうとか思ってしまいます。(;^-^)

ENDロール後、ひっくり返ったままのタマトアが
「誰か助けてくれー。俺が赤色でセバスチャンって名前だったら助けてくれるんだろ?」
と言っています。
やっぱり、似た感じだなと思っていましたが、自分から言うとは思いませんでした。

感想


ディズニーにしても、日本のアニメにしても、水の表現が格段に向上していると思います。
今作の浜辺に、波がうちかえすシーンは、実写と見間違うほどだと思います。

航海へ乗り出すシーンなどよく描けていて、いまから冒険をするんだという感じがしてワクワクしました。
それに伴うように歌い始める、「どこまでも How Far I’ll Go 」がマッチして一層引き立ててくれています。

モアナの重要な意思決定時に、たびたび登場する、お婆ちゃんの、モアナの本心をくみ取り、強制はしないが優しく促すシーンは泣けます。
お母さんやお父さんが悪いわけではありませんが、お母さんの「できると思っていても、やるべきでない事もある」と言っているのとは対照的です。
親とは自分もそうですが、子供には必要以上に危険を回避するようにさせてしまうのだろうなと思います。

気になる点としては、

1000年前なぜマウイは、テ・フィティの心を盗ったのか?
今の人間は心を持っているので、心を与える為という理由がよくわかりません。

テ・カァがテ・フィティという話ですが、テ・フィティの心を盗み逃げるマウイの先に、なぜテ・カァが先にいたのか?
この場合、テ・カァになって追いかけてくるという感じになると思います。

モアナは何歳なのでしょうか?
モアナとマウイの会話で、8才になっても船を操れないのかといっていました。
映画のホームページを見ると、16歳と書いています。
どっちなのでしょうか?

しかし、鶏の[ヘイヘイ]には完全に裏切られました。
こいつは、最後に重要なキーになると考えていたのに、結局何もありませんでした。
役に立ったのは、海に落ちそうになった心の石を飲み込んだ事ぐらいです。
本当に、なんだったんでしょかね。
ギャグ要員にしては、意味深く描かれすぎだろと思います。

海が隆起しモアナを運ぶシーンが何回かありましたが、それなら船を使わず、テ・フィティの島まで運んでやれよと思いましたが、これを言ったらおしまいですね。(^_^)

公開2日目でしたが、250人収容の映画館でほぼ満席でした。
ちなみに、先週見に行った[ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険]は、300人収容のスクリーンにランクアップし、そちらも、ほぼ満席でした。 

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